【体験談あり】関節機能障害ってなに?
【体験談あり】関節機能障害ってなに?

関節機能障害
~「骨に異常なし」と言われた痛みの正体~
こんにちは。からだ骨盤ラボの渡邊です。
今回は、腰痛や足のしびれの原因として意外と見落とされがちな「関節機能障害」について、実際の体験談も交えてご紹介します。
■ 関節機能障害とは?
「関節機能障害」とは、骨と骨のつなぎ目である「関節」が、うまく動かなくなってしまっている状態のことです。
関節はスムーズに動くことで、私たちの身体のバランスを保っています。しかし、関節の動きが悪くなると、まわりの筋肉や神経にも影響が出て、痛みやしびれにつながることがあるんです。
■ 【体験談】「骨には異常ありません」と言われたAさん(72歳・女性)
Aさんは長年、立っていると右足にしびれが出て、買い物に行くのもつらいという状態が続いていました。整形外科では「脊柱管狭窄症の傾向はあるけど、手術するほどではない」「骨には大きな異常は見られません」と言われ、湿布と痛み止めだけが処方されていました。
しかし症状はなかなか改善せず、次第に「外に出るのもおっくうになった」と話していました。
そんなAさんの身体を見せていただくと、背骨と骨盤まわりの関節の動きがかなり硬くなっており、そこがしっかり動いていないことで腰や足に負担がかかっていることがわかりました。
数回の施術で徐々に関節の動きが改善されると、
「最近、スーパーで立ち止まらずに買い物できるようになってきたのよ」
と笑顔を見せてくれました。
■ 関節の動きが悪くなる原因は?
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長年の姿勢のクセ
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昔のケガや手術の影響
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加齢による筋力低下
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使いすぎ、または使わなすぎ
など、さまざまです。
特に高齢になると、少しずつ関節の動きが悪くなり、自覚がないまま「関節機能障害」になっていることも多いんです。
■ 痛みの本当の原因は“別の場所”にあるかも?
「腰が痛い」「足がしびれる」と感じると、ついその場所に原因があると思いがちですが、
実は“関節の動きの悪さ”が原因で、別の場所に痛みが出ているということは珍しくありません。
ですので、症状がなかなか改善しない方ほど、「関節の動き」をチェックしてみることをおすすめします。
■ まとめ:関節が動けば、身体も軽くなる
痛み止めや湿布でよくならない…という方は、関節の動きがうまく働いていない可能性があります。
あなたのその痛みも、「関節機能障害」が原因かもしれません。
一人で悩まず、お気軽にご相談くださいね。