湿布を貼っても腰痛が良くならない理由|本当の原因はココにあった!
湿布を貼っても腰痛が良くならない理由|本当の原因はココにあった!

湿布
1. 湿布を貼っても良くならない…その経験ありませんか?
腰痛や坐骨神経痛の症状に悩んでいる方の中には、湿布を常に貼り続けている方も多いのではないでしょうか。しかし、湿布を使っているのに、痛みが全然改善しないという経験をしたことがある方も多いはずです。実際、湿布を使い続けても改善が見られない理由には、ある重要なポイントが隠れています。
2. 湿布が効く「急性痛」と効かない「慢性痛」の違い
湿布は、一般的に痛みを和らげたり、炎症を抑えたりするために使われます。しかし、その効果はあくまで一時的であり、痛みの「種類」によっても効き目に違いがあります。
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急性痛(例えば、ぎっくり腰など)は、炎症が原因で痛みが強く出るため、湿布の効果がしっかり現れます。温湿布や冷湿布を使うことで、一時的に痛みを和らげることができます。
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慢性痛(例えば、長期間の腰痛や坐骨神経痛など)は、筋肉や骨、神経などに負担がかかり続けているため、湿布だけでは根本的な解決にはなりません。
湿布はあくまで「一時的な痛みの緩和」であり、慢性的な痛みに対しては根本的な治療にはならないのです。
3. 湿布の医療費に占める割合と年間の処方枚数
実は、日本における湿布の使用状況は非常に多く、湿布の医療費に占める割合も高いことが分かっています。
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年間処方枚数は、約10億枚以上とも言われており、特に高齢者の腰痛治療において、湿布は非常に一般的に処方されています。
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湿布の医療費は、日本の医療費全体の中で約0.5%を占めるというデータがあります。これだけ多くの湿布が処方されている一方で、湿布だけでは慢性腰痛を改善できない現状があることが問題です。
4. 湿布を貼っても根本改善しない理由
湿布は痛みを一時的に和らげる効果がありますが、痛みの原因を取り除くことはできません。例えば、慢性腰痛や坐骨神経痛は、長期間にわたって筋肉や神経、骨に負担がかかることによって引き起こされるため、湿布だけでは一時的に痛みを和らげることはできても、根本的な解決にはつながりません。
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筋肉の硬直や姿勢の不良が原因であれば、湿布を貼ってもその根本的な原因が改善しなければ、痛みは再発し続けます。
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血行不良や神経の圧迫が原因であれば、湿布を貼るだけではその圧迫を解消することはできません。
5. 本当に必要なのは「筋肉の深部」にアプローチする施術
湿布を使っても改善が見られない原因は、まさに「根本的な原因」にアプローチしていないからです。実際に、腰痛や坐骨神経痛を改善するためには、以下のような根本的な施術が必要です。
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筋肉の深部をほぐす施術:腰回りや背中の筋肉は、硬くなると神経を圧迫し、痛みを引き起こします。深層の筋肉にアプローチし、柔軟性を取り戻すことが大切です。
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姿勢の改善:悪い姿勢が続くと、腰にかかる負担が大きくなり、慢性痛を引き起こします。正しい姿勢を習慣化することで、腰痛を予防することができます。
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神経への圧迫を取り除く施術:坐骨神経痛などは神経が圧迫されているため、神経の流れを改善する施術が必要です。
これらの施術を通じて、腰痛や坐骨神経痛の根本的な原因を取り除き、再発を防ぐことが可能です。
6. まとめ|腰痛に悩む方へ整体師からのアドバイス
湿布を貼ることは、一時的に痛みを和らげる手段の一つに過ぎません。慢性的な腰痛や坐骨神経痛が続く場合は、湿布に頼るだけでなく、根本的な原因を解決するための施術を受けることが重要です。
湿布では解決できない部分があることを理解し、整体やストレッチなど、体の内側から改善を目指しましょう。
痛みのない健康的な生活を取り戻すためには、まずは初回のカウンセリングで自分の体の状態を知ることから始めてみませんか?