【腰痛にNSAIDsだけで大丈夫?】薬に頼りすぎる前に知っておくべきこと

2025.04.27

【腰痛にNSAIDsだけで大丈夫?】薬に頼りすぎる前に知っておくべきこと

痛み止め薬

痛み止め薬

 

はじめに

「腰が痛いときは、まず薬を飲む」

そんな習慣が当たり前になっていませんか?

確かに、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は一時的に痛みを抑えるには効果的です。しかし、薬だけに頼り続けると、腰痛が長引いたり、かえって悪化するリスクもあるのです。

この記事では、腰痛とNSAIDsの関係、薬に頼りすぎるリスク、そして根本改善のために今できることをお伝えします。

 

NSAIDsとは?腰痛への効果と役割

NSAIDsとは、「非ステロイド性抗炎症薬」のこと。

炎症や痛みを抑えるために、整形外科や内科でよく処方される薬です。代表的なものに、ロキソニンやボルタレン、イブプロフェンなどがあります。

これらの薬は、

  • 炎症を抑える

  • 痛みを感じにくくする

    といった働きがあり、腰痛の辛い症状を一時的に和らげるのに非常に役立ちます。

しかし、ここで重要なのは

「痛みを抑えているだけで、原因そのものは治していない」

ということです。

 

なぜNSAIDsだけでは腰痛が治らないのか?

腰痛の原因は、人によってさまざまです。

  • 筋肉の緊張

  • 骨盤や背骨のゆがみ

  • 姿勢不良

  • 血流障害

  • ストレスや自律神経の乱れ

    など、多くの場合複合的な要因が絡み合っています。

NSAIDsはこれらの根本原因を取り除くものではなく、あくまで症状(痛み)を一時的に感じにくくしているだけです。

そのため、薬で痛みが引いたとしても、根本の問題が解決していなければ、時間が経つとまた痛みが再発してしまいます。

例えるなら…

火事が起きているのに、煙だけをファンで吹き飛ばしているようなもの。

火の元(根本原因)を消さなければ、本当の意味での「解決」にはなりません。

 

NSAIDsに頼りすぎるリスクとは?

NSAIDsの長期使用には、次のようなリスクも指摘されています。

  • 胃や腸の粘膜障害(胃潰瘍・胃痛・胃もたれ)

  • 腎機能への負担(腎障害)

  • 心血管系のリスク(心筋梗塞や脳卒中のリスク増加)

特に高齢者や、他に持病を抱えている方は、これらの副作用リスクが高まります。

「痛みが続くからずっと薬を飲んでいる」という状態は、決して体にとって安全とは言えないのです。

 

薬に頼らない、腰痛根本改善への第一歩

では、薬に頼らず腰痛を改善するには、どうすればいいのでしょうか?

それは、体のゆがみや筋肉の緊張といった「原因」そのものにアプローチすることです。

たとえば当院では、

  • 骨盤・背骨の歪みを整える整体

  • 筋膜リリースで筋肉の緊張をゆるめる施術

  • 正しい姿勢・動作の指導

    などを通じて、体本来の回復力を引き出すサポートを行っています。

これにより、痛みを抑えるだけでなく、腰痛が起きにくい体づくりを目指すことができるのです。

 

まとめ

腰痛に対してNSAIDsを使うのは、一時的な対症療法に過ぎません。

大切なのは、「なぜ腰痛が起きたのか?」という根本原因を見極め、そこに適切なアプローチをしていくことです。

「薬を飲んでいるけど、なかなか腰痛が良くならない」

「薬を減らして、できるだけ自然に体を治したい」

そんな思いがある方は、ぜひ一度、当院の整体を体験してみてください。

あなたの体には、本来治る力が備わっています。

それを引き出すお手伝いができれば幸いです。