【腰部椎間関節症とは?】慢性的な腰痛の原因とその見分け方とは

2025.05.03

【腰部椎間関節症とは?】慢性的な腰痛の原因とその見分け方とは

椎間関節症

椎間関節症

 

■ あなたの腰痛、実は「腰部椎間関節症」かもしれません

「ぎっくり腰のような激痛ではないけれど、ずっと腰が重だるい…」

「朝起きたときに腰がこわばって、しばらく動きづらい」

「レントゲンでは異常なし。でも痛みはずっと続いている…」

このようなお悩みがある方は、腰部椎間関節症が隠れているかもしれません。

これは、腰痛のなかでも関節性の腰痛と呼ばれるもので、レントゲンやMRIではわかりにくい特徴があります。

 

■ 腰部椎間関節症とは?|構造と原因をわかりやすく解説

人間の背骨は、椎骨という小さな骨が積み重なってできています。

この椎骨同士をつなぐ部分が「椎間関節」で、腰にあるものを腰部椎間関節といいます。

この関節に炎症関節のズレが生じると、慢性的な腰痛が起きるのが「腰部椎間関節症」です。

◆ 主な原因

  • 長時間の座りっぱなし(デスクワーク・運転など)

  • 腰の反りすぎ(反り腰)

  • 加齢や姿勢不良による関節の変性

  • 急な動作や負担の蓄積

 

■ 痛みの特徴とセルフチェックのポイント

腰部椎間関節症には、以下のような特徴的な痛みの傾向があります。

🔹 よくある症状

  • 朝起きたときに腰が痛くて伸びない

  • 腰を反らすと痛みが強くなる

  • 長く座っていて立ち上がるときにズキッと痛む

  • 横になって休むと多少楽になる

🔹 セルフチェック

  1. 腰を後ろに反らせてみて痛む(=伸展痛)

  2. 片側の腰を押すとズーンとした圧痛がある

  3. 長く歩くよりも、長く立っている方がつらい

これらに当てはまる場合、関節性の腰痛の可能性が高いです。

 

■ 病院では見落とされやすい理由

腰部椎間関節症は、レントゲンやMRIで異常が映りにくいため、病院では「異常なし」と診断されることがよくあります。

そのため、「原因不明の腰痛」とされ、湿布や痛み止めで様子見…となりやすいのです。

しかし、関節の機能的な問題(動きの悪さ、負担の偏り)が根本原因であることが多いため、

整体などの手技療法で動きを整えることが効果的です。

 

■ 整体でのアプローチ|当院の改善事例も紹介

当院では、以下のようなアプローチで腰部椎間関節症に対応しています。

✅ 筋肉と関節のバランス調整

→ 関節にかかるストレスを軽減し、痛みを緩和します。

✅ 骨盤・背骨のゆがみを整える

→ 負担の集中を避け、自然な姿勢へ導きます。

✅ 日常動作・体の使い方の指導

→ 再発を防ぐ体の使い方を身につけてもらいます。

▶ 改善事例(60代 女性・立ち仕事)

「レントゲンでは異常なし。毎朝の腰痛がつらくて仕方なかったが、3回目の施術で朝の痛みが軽減。10回目にはほぼ気にならなくなった」とのお声をいただいています。

 

■ 最後に|あきらめる前に、まずは原因を知ることから

腰痛が長引いているのに、病院では「異常なし」と言われて不安になっていませんか?

それは「腰部椎間関節症」のように見えにくい原因がある可能性があります。

当院では、あなたの体の状態を丁寧に検査し、本当の原因を見極めたうえで施術を行っています。

「もう年だから」とあきらめる前に、一度ご相談ください。