【筋膜リリースで逆効果!?】腰痛や坐骨神経痛が悪化する3つの理由とは

2025.05.15

【筋膜リリースで逆効果!?】腰痛や坐骨神経痛が悪化する3つの理由とは

筋膜リリース

筋膜リリース

 

筋膜リリースを受けて「良くならない」と感じていませんか?

最近よく耳にする「筋膜リリース」。雑誌やテレビ、YouTubeなどでも頻繁に紹介され、多くの人が一度は試したことがあるのではないでしょうか。

しかし当院に来られるお客様の中には、

「筋膜リリースを定期的に受けているけど、全然良くならない…」

「最初は気持ち良かったけど、またすぐ戻ってしまう…」

という声が少なくありません。

実はこの「筋膜リリース」、やり方を間違えると逆に腰痛や坐骨神経痛を慢性化させる可能性もあるのです。

 

筋膜リリースで「なぜ」悪化することがあるのか?

筋膜リリースが全て悪いわけではありません。

ただし、正しい知識と目的を持たずに受け続けると、「その場しのぎ」に終わってしまう危険性があります。

ここでは、整体の現場でよく見られる「筋膜リリースが逆効果になる3つの理由」について解説します。

 

原因①:表面的な筋膜だけにアプローチしている

多くの筋膜リリースは、皮膚のすぐ下にある浅層筋膜にしかアプローチできていません。

しかし、腰痛や坐骨神経痛の原因となっているのは、もっと深い部分、筋肉の深層や関節、神経の圧迫などです。

そのため、表面だけのリリースでは**「気持ち良さ」だけで終わり、根本改善にはつながりません**。

 

原因②:「痛いところ=原因」と勘違いしている

例えばお尻が痛い場合、そこをゴリゴリと筋膜リリースする方が多いですが、実は腰や骨盤の歪みが原因で神経が圧迫されていることがほとんどです。

痛い箇所にだけ集中するのではなく、全体のバランスや姿勢を見直すことが不可欠です。

 

原因③:継続することで“体が防御反応”を起こす場合も

筋膜リリースは強くやりすぎたり、頻度が多すぎると、体が「守ろう」として筋肉を硬直させてしまうことがあります

その結果、「リリースを受ける → 一時的に楽になる → すぐ戻る → また受ける」という慢性ループに陥ってしまうのです。

 

本当に必要なのは「根本原因の見極めと調整」

筋膜リリースでは改善しないケースの多くは、筋膜だけでなく、関節、骨盤、神経系の調整が必要です。

当院では、以下のようなアプローチを行っています:

  • 姿勢・動作分析による根本原因の特定

  • 筋膜だけでなく、深層筋・関節への調整

  • 神経の通り道(滑走性)改善

  • 自宅でできるセルフケアの指導

その場しのぎではなく、長年の悩みに終止符を打つための根本施術を提供しています。

 

まとめ:筋膜リリースに頼りすぎず、「本当の原因」を見つけましょう

筋膜リリースは、決して悪い施術ではありません。

ただし、それが「唯一の解決策」だと思い込むことで、かえって改善が遅れてしまうケースも多いのです。

もしあなたが「色々試したけど良くならない…」と悩んでいるなら、

一度、体の本当の状態をチェックしてみませんか?