【薬を飲んでも腰痛が治らないあなたへ】原因は腰仙関節の炎症かも!?

2025.06.01

【薬を飲んでも腰痛が治らないあなたへ】原因は腰仙関節の炎症かも!?

腰仙関節

腰仙関節

「腰痛が長引いて、薬を飲んでも一向に良くならない…」

そんなお悩みを抱えていませんか?

実はその腰痛、整形外科や病院で見逃されやすい「腰仙関節(ようせんかんせつ)」が原因かもしれません。腰仙関節とは、背骨の最下部・第5腰椎(L5)と仙骨(せんこつ)の間にある関節で、上半身と下半身をつなぐ非常に重要なポイントです。

普段はあまり意識されないこの関節ですが、姿勢の崩れや体の使い方のクセ、加齢による変化などによって負担がかかると、腰の痛みや足のしびれといった症状を引き起こすことがあるのです。

 

■見落とされがちな「腰仙関節障害」

腰仙関節に問題がある場合、レントゲンやMRIなどの画像検査では異常が見つからないことが多いため、「原因不明」「加齢のせい」と片づけられてしまうことが少なくありません。

ですが近年、整形外科や疼痛研究の分野では、「非特異的腰痛」(=原因がはっきりしない腰痛)のうち約30%が腰仙関節由来である可能性があると報告されています(出典:日本整形外科学会資料より)。

特に以下のような症状がある方は、腰仙関節障害を疑うべきです。

  • 腰の下の方(お尻に近い場所)にピンポイントで痛みがある

  • 腰を後ろに反らすとズキッとする

  • 長時間座ると痛みが強くなる

  • 歩き始めや階段の昇り降りがつらい

  • 足のしびれがあるが、ヘルニアではないと診断された

これらの症状がある場合、腰仙関節に炎症や可動性の障害が起きている可能性が高いです。

 

■放置するとどうなる?腰仙関節障害のリスク

腰仙関節の不調を放置すると、腰椎全体の動きが制限され、代償的に仙腸関節や股関節、膝関節に負担がかかっていきます。その結果、以下のような二次的な不調に発展するケースもあります。

  • 坐骨神経痛のような症状

  • 股関節の可動域制限

  • 足の筋力低下や歩行困難

  • ぎっくり腰の頻発

  • 腰椎椎間板への負担増大

また、腰仙関節が原因と気づかずに「筋肉痛」や「加齢性変化」と誤認し、電気治療やマッサージ、過剰なストレッチを繰り返すことで、かえって状態が悪化することもあります。

 

■安心していただける当院のアプローチ

当院では、腰仙関節を専門的に評価・施術できる体制を整えています。

  1. 詳細なカウンセリングと触診

     レントゲンで異常が見つからなかった方にも、動作分析や触診により腰仙関節の状態を細かくチェックします。

  2. 負担の少ないソフトな矯正

     関節への強い刺激ではなく、筋膜や骨盤のバランスを整える安全な施術で、痛みの原因にアプローチします。

  3. 再発予防のセルフケア指導

     日常生活で腰仙関節に負担をかけない体の使い方、ストレッチや運動の指導も丁寧に行います。

実際に、当院へ通院された50代男性(事務職)は、5年間悩まされていた腰の鈍痛と足のしびれがあり、整形外科では「特に異常はない」とされていました。しかし腰仙関節に着目した施術を重ねた結果、3回の施術で痛みが7割軽減し、仕事にも復帰できるようになりました。

 

■まとめ:薬が効かない腰痛には「腰仙関節」を疑うこと

腰痛の原因はさまざまですが、「薬を飲んでもよくならない」「画像診断では異常なし」と言われた方こそ、腰仙関節という“盲点”を見直す必要があります。

腰仙関節は、小さな関節ですが、体に与える影響は非常に大きいのです。

「もう治らないのでは…」とあきらめる前に、まずは一度、腰仙関節を専門に見られる整体院で、正しい評価とケアを受けてみてください。

あなたの腰痛に、きっと新しい可能性が見えてくるはずです。