【腰の痛みは首こりが原因!?】あなたの腰椎を苦しめる意外な犯人
【腰の痛みは首こりが原因!?】あなたの腰椎を苦しめる意外な犯人

首こり
「腰が痛い…でも首は特に問題ないと思うけど?」
そう感じている方ほど、実は見逃している重大な“首のサイン”があるかもしれません。
実は、慢性的な腰痛や坐骨神経痛の根本原因が「首こり」にあるケースが非常に多いのです。
現代人の8割以上が悩まされているといわれる“首こり”は、単なる肩こりや頭痛の原因ではありません。実は腰椎や骨盤、下肢のバランスにまで悪影響を与えているという事実をご存じでしょうか?
■ 驚きの事実:首こりが神経伝達を阻害し、腰痛を引き起こす
首の後ろ側には、頸椎を取り囲む多くの筋肉や神経があります。
とくに注目したいのが「後頭下筋群」や「斜角筋」といった筋肉群。これらが硬くこわばることで、脳から背骨を通じて腰までつながる“神経の通り道”が狭くなり、神経伝達が滞るのです。
この神経伝達の乱れが、腰の筋肉の緊張や機能低下を招き、結果として「支える力が弱くなった腰椎」に過剰なストレスが集中し、痛みとして現れます。
あるアメリカの臨床研究では、慢性的な腰痛患者のうち実に65%以上に、頸椎の可動性低下や筋硬直が認められたと報告されています。つまり、腰が痛いからといって、腰だけに問題があるわけではないのです。
■ リスク:首こり放置で坐骨神経痛や下肢障害に発展する可能性も
首の筋肉が硬くなると、脊髄神経の通り道(椎間孔)が圧迫されやすくなります。
この圧迫が続くことで、首だけでなく背中〜腰〜脚にかけての神経経路にまで影響が及びます。
たとえば、
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坐骨神経痛
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太もも・ふくらはぎのしびれ
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股関節や膝の痛み
といった“下半身症状”が、実は首こりを発端として発生しているケースも少なくありません。
また、神経の緊張状態が続くと、自律神経にも悪影響を及ぼし、睡眠障害や内臓機能の低下を引き起こすことも。放置すればするほど、体全体が「慢性的な不調」に傾いていくのです。
■ 安心感:首と腰をセットで整える「連動整体」がカギ
「首こりが腰に影響するなんて…どうすればいいの?」
ご安心ください。当院では、こうした全身の神経と筋連動を見極めた施術を行っています。
初回の検査では、腰痛でご来院の方でも必ず首の可動性や筋緊張もチェックし、必要に応じて頸椎の歪みや姿勢のクセも評価します。
そして、「頸椎×腰椎」のバランスを整える施術を行うことで、腰痛が自然と和らいでいくケースが非常に多いのです。
とくに「何年も腰痛が改善しなかった」という方にとって、首からのアプローチは非常に効果的です。腰そのものを揉んでも治らなかった方が、首の調整で歩行が楽になったという事例もあります。
■ まとめ
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腰痛の原因が「首こり」にあるケースは想像以上に多い
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頸椎の筋緊張や神経圧迫は、腰椎や下半身の痛み・しびれを引き起こす
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根本改善には「首と腰の同時アプローチ」が必要不可欠
「腰をいくら治してもスッキリしない…」
そうお悩みの方は、首のケアを見直すタイミングかもしれません。
身体は全身でつながっています。腰だけでなく“首も一緒に整える”ことで、長年の不調から解放される第一歩となるでしょう。