【整体とは何か? 】医療ではない“手技療法”が変えるあなたの身体

2025.06.04

【整体とは何か? 】医療ではない“手技療法”が変えるあなたの身体

整体

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「整体って何をしているの?」と聞かれて、正確に答えられる方は少ないかもしれません。

整骨院?マッサージ?カイロプラクティック? ― 似ているようで全く違う、それが「整体」です。

実は整体は厚生労働省の認可を受けていない“民間療法”です。

医師や柔道整復師とは違い国家資格はありません。しかし、それはリスクであると同時に柔軟性と多様性の裏返しでもあるのです。

 

■ 驚きの事実1:整体師に国家資格はない⁉

日本では、整体師という名称は法的な資格制度に基づいていません。つまり、誰でも「整体師」を名乗ることができます。

これは一見すると不安に感じられるかもしれませんが、だからこそ施術者の「技術力」と「実績」が問われる世界でもあります。

アメリカでは、カイロプラクティックドクターという資格が存在し、教育課程は約4,200時間。対して日本では統一された教育制度がないため、個々の整体院によって技術の差が大きいのが実情です。

 

■ 驚きの事実2:WHOも「未病対策」を推奨している⁉

世界保健機関(WHO)は、「病気になる前の段階」での健康管理――いわゆる“未病”への対策を重要視しています。

未病とは、「病気ではないけれど、健康でもない状態」のこと。日本人の約70%が、慢性疲労・肩こり・腰痛・頭痛・不眠など、何らかの未病的症状を感じていると言われています。

実は整体は、こうした未病状態に薬や手術を使わずアプローチできる数少ない手段なのです。

筋肉、骨格、神経、自律神経など、全身のバランスを整えることで、身体が本来持っている治癒力を引き出します。

 

■ リスク:間違った整体で悪化することも

整体には筋肉・関節・神経にアプローチする施術が多く、誤った技術で施術を受けると、逆に痛みが悪化するケースもあります。

例えば、厚生労働省が報告した2022年度の「医療外事故報告」によると、民間療法による事故は前年より約15%増加。

そのうち、整体・マッサージが関係したケースは全体の28.3%を占めています。

原因を見ずにただ「揉む」「鳴らす」ような整体は、むしろ症状を悪化させる恐れも。

選ぶべきは、正しい評価と改善計画に基づく整体です。

 

■ 選ぶべきは「結果を出している整体」

正しい整体は、筋肉と骨格のバランスを整えることで、人間本来の治癒力を高める効果が期待できます。

これは「一時的に楽になる」ものではなく、根本改善を目指すものです。

当院では、初回カウンセリング時に姿勢分析や筋力チェックによるオーダーメイドの改善プランをご提案。

実際に、3回以内で「症状が軽減した」と答えた患者様は91.3%(2024年実績)にのぼります。

さらに、自宅でできる簡単な呼吸法や食生活のアドバイスも取り入れ、未病ケアを徹底しています。

 

■ まとめ

整体とは、国家資格がなくても「結果」で勝負できる手技療法です。

その反面、施術者選びを間違えるとリスクも伴います。

しかし、世界的にも注目されている「未病ケア」としての価値は大きく、薬や手術に頼らず健康を維持する一助となり得るのです。

大切なのは「どこで受けるか」、そして「誰に診てもらうか」。

腰痛・肩こり・自律神経の乱れ・不眠・不定愁訴などでお悩みの方は、ぜひ一度、整体の本質に触れてみてください。