【反り腰が引き起こす】「ぽっこりお腹」の真犯人とは?
【反り腰が引き起こす】「ぽっこりお腹」の真犯人とは?

ぽっこりお腹
「ダイエットしても下腹だけが引っ込まない…」
そんなお悩みをお持ちの方、もしかすると原因は「脂肪」ではなく「反り腰(ロードシス)」かもしれません。
反り腰とは、骨盤が前傾しすぎて腰椎が過度に反ってしまっている状態です。一見、姿勢が良く見えますが、腰やお腹に過剰な負荷がかかっている状態で、慢性的な腰痛の原因になるだけでなく、ぽっこりお腹の原因にもなっているのです。
BMI正常でも「ぽっこりお腹」?驚きの統計データ
「痩せているのにお腹だけ出ている」という人は意外と多く、ある姿勢分析アプリの調査では、BMIが22前後の女性の約63%が骨盤前傾(反り腰)による下腹突出の傾向があると報告されています。
つまり、太っているわけではないのに「見た目に損をしている」ケースが非常に多いのです。
反り腰がぽっこりお腹をつくる仕組み
骨盤が前に傾くと、腹筋群(特に腹横筋)が伸びきって緩み、腹圧が低下します。その結果、内臓が下垂してお腹を前に押し出す形になり、「お腹が出て見える」ようになるのです。
この状態では、いくら腹筋を鍛えても、脂肪を減らしても、構造的に下腹部が引っ込むことはありません。
見た目だけじゃない、反り腰のリスク
見た目の問題だけでなく、内臓下垂によって婦人科系・泌尿器系の不調が引き起こされることも。反り腰が進行すると、
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生理痛の悪化
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頻尿や尿漏れ
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便秘やガスの張り感
といった症状が現れることがあります。特に、30代以降の女性に多く、整体の現場でも「ぽっこりお腹+生理痛+腰痛」の3点セットで相談に来られる方が増えています。
整体でのアプローチ:整えるだけで変わる見た目と体調
整体では、腹部の緊張・腰部の反り・骨盤の前傾の3点を同時に調整することで、お腹を出っ張らせている構造的な歪みを根本から改善します。
具体的には:
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腸腰筋や大腿筋膜張筋の過緊張を緩める
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腹横筋や骨盤底筋の反応性を高める
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骨盤の可動域と傾斜を調整する
こうした施術を行うことで、初回からお腹まわりがスッキリしたと感じる方が多く、同時に便秘や腰の重だるさも軽減されていきます。
無理なダイエットより、まず姿勢から
「お腹を引っ込めたい」と思って食事制限や筋トレに取り組んでも、骨格が歪んだままでは効果は出にくいのが現実です。
逆に言えば、姿勢と骨盤を正すだけで、自然に引き締まった印象になり、体調も良くなるという嬉しい変化が訪れます。
まとめ:ぽっこりお腹のカギは“骨盤”にある
反り腰は、見た目に気づきにくい“隠れ姿勢不良”です。
「昔はこんなにお腹出てなかったのに…」と思ったら、それは骨盤のゆがみからきているのかもしれません。
見た目も健康も同時に手に入れるには、まず“骨盤と姿勢のバランス”を整えることが最優先。
一人で悩まず、専門家の力を借りてみませんか?