【なぜスウェーバックになるのか?】あなたもやってる4つの悪習慣

2025.07.15

【なぜスウェーバックになるのか?】あなたもやってる4つの悪習慣

スウェーバック

スウェーバック

 

〜その姿勢、内臓にも悪影響を与えています〜

「良い姿勢のつもりだったのに、実は身体に悪かった」――そんな経験、ありませんか?

その原因のひとつに挙げられるのが「スウェーバック姿勢」です。

スウェーバックとは、骨盤が後ろに傾き(後傾)、上半身が後方に引かれて見える姿勢で、見た目は背筋が伸びているように見えても、実際には腰や背中、内臓に負担がかかる“間違った姿勢”です。

 

【驚きの事実】姿勢が内臓にまで影響する⁉

スウェーバックは単なる姿勢の崩れではありません。

実はこの姿勢が内臓の位置や働きにまで悪影響を及ぼすことが、最新の研究で明らかになってきています。

筑波大学の研究(2021年)では、スウェーバック姿勢の人は、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が約20%低下する傾向があると報告されています。

つまり、便秘・消化不良・冷え・倦怠感といったトラブルの背景に、スウェーバックが隠れている可能性があるのです。

 

【あなたもやっている⁉】スウェーバックを招く4つの悪習慣

では、なぜスウェーバックになってしまうのか?

多くの方が無意識にやっている、以下の「4つの悪習慣」が原因です。

 

① 椅子に浅く腰掛ける癖

ソファや椅子に浅く座り、背もたれにだらっともたれる――この座り方は骨盤を後ろに倒し、スウェーバック姿勢のクセを強めます。

 

② お腹を突き出す立ち方

「胸を張って立つ」ことを意識しすぎると、腹部が前に出て骨盤が後傾し、結果的に腰にストレスがかかります。

 

③ 長時間スマホを見る前傾姿勢

猫背や頭部前方位(ストレートネック)とセットでスウェーバックが起きやすく、特にスマホを長時間使う若年層にも急増中。

 

④ 腹筋・体幹の筋力不足

体幹の筋力が弱まると、骨盤を正しい位置に保てず後傾しやすくなります。

特にインナーマッスル(腸腰筋)の衰えは大きな要因です。

 

【整体からの視点】骨盤と呼吸の連動がカギ

スウェーバック改善の第一歩は、「骨盤の後傾を正す」こと。

整体では、ただ背中を伸ばすのではなく、骨盤・肋骨・腹圧の関係性を調整し、自然に正しい姿勢が取れるように導きます。

また、呼吸の浅い方は自律神経が乱れやすく、結果的に姿勢も崩れます。

当院では横隔膜と骨盤底筋の連動性を重視した「呼吸整体」にも力を入れています。

 

【安心感をもたらす施術】見た目だけじゃない“本質的改善”へ

「姿勢を良くしよう」と努力する方ほど、スウェーバックの落とし穴に陥りがちです。

しかし、安心してください。スウェーバック姿勢は正しい知識と少しの意識で改善できます

当院では、姿勢の癖を丁寧に見極め、無理なく整える施術をご提供。

“良い姿勢”ではなく、“身体が楽に動ける姿勢”に導くことをゴールにしています。

 

【まとめ】

  • スウェーバックは骨盤後傾と生活習慣が原因

  • 姿勢の崩れが内臓や自律神経にまで悪影響

  • 4つの悪習慣(座り方・立ち方・スマホ・筋力不足)に要注意

  • 骨盤調整×呼吸改善がカギ

  • 「整えることで、内側から元気になる」ことが本当の姿勢矯正

ぜひ一度、ご自身の姿勢をチェックしてみてください。

あなたが「良いと思っていた姿勢」が、腰痛や不調の根本原因かもしれません。