【なぜスウェーバックになるのか?】あなたもやってる4つの悪習慣
【なぜスウェーバックになるのか?】あなたもやってる4つの悪習慣

スウェーバック
〜その姿勢、内臓にも悪影響を与えています〜
「良い姿勢のつもりだったのに、実は身体に悪かった」――そんな経験、ありませんか?
その原因のひとつに挙げられるのが「スウェーバック姿勢」です。
スウェーバックとは、骨盤が後ろに傾き(後傾)、上半身が後方に引かれて見える姿勢で、見た目は背筋が伸びているように見えても、実際には腰や背中、内臓に負担がかかる“間違った姿勢”です。
【驚きの事実】姿勢が内臓にまで影響する⁉
スウェーバックは単なる姿勢の崩れではありません。
実はこの姿勢が内臓の位置や働きにまで悪影響を及ぼすことが、最新の研究で明らかになってきています。
筑波大学の研究(2021年)では、スウェーバック姿勢の人は、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が約20%低下する傾向があると報告されています。
つまり、便秘・消化不良・冷え・倦怠感といったトラブルの背景に、スウェーバックが隠れている可能性があるのです。
【あなたもやっている⁉】スウェーバックを招く4つの悪習慣
では、なぜスウェーバックになってしまうのか?
多くの方が無意識にやっている、以下の「4つの悪習慣」が原因です。
① 椅子に浅く腰掛ける癖
ソファや椅子に浅く座り、背もたれにだらっともたれる――この座り方は骨盤を後ろに倒し、スウェーバック姿勢のクセを強めます。
② お腹を突き出す立ち方
「胸を張って立つ」ことを意識しすぎると、腹部が前に出て骨盤が後傾し、結果的に腰にストレスがかかります。
③ 長時間スマホを見る前傾姿勢
猫背や頭部前方位(ストレートネック)とセットでスウェーバックが起きやすく、特にスマホを長時間使う若年層にも急増中。
④ 腹筋・体幹の筋力不足
体幹の筋力が弱まると、骨盤を正しい位置に保てず後傾しやすくなります。
特にインナーマッスル(腸腰筋)の衰えは大きな要因です。
【整体からの視点】骨盤と呼吸の連動がカギ
スウェーバック改善の第一歩は、「骨盤の後傾を正す」こと。
整体では、ただ背中を伸ばすのではなく、骨盤・肋骨・腹圧の関係性を調整し、自然に正しい姿勢が取れるように導きます。
また、呼吸の浅い方は自律神経が乱れやすく、結果的に姿勢も崩れます。
当院では横隔膜と骨盤底筋の連動性を重視した「呼吸整体」にも力を入れています。
【安心感をもたらす施術】見た目だけじゃない“本質的改善”へ
「姿勢を良くしよう」と努力する方ほど、スウェーバックの落とし穴に陥りがちです。
しかし、安心してください。スウェーバック姿勢は正しい知識と少しの意識で改善できます。
当院では、姿勢の癖を丁寧に見極め、無理なく整える施術をご提供。
“良い姿勢”ではなく、“身体が楽に動ける姿勢”に導くことをゴールにしています。
【まとめ】
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スウェーバックは骨盤後傾と生活習慣が原因
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姿勢の崩れが内臓や自律神経にまで悪影響
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4つの悪習慣(座り方・立ち方・スマホ・筋力不足)に要注意
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骨盤調整×呼吸改善がカギ
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「整えることで、内側から元気になる」ことが本当の姿勢矯正
ぜひ一度、ご自身の姿勢をチェックしてみてください。
あなたが「良いと思っていた姿勢」が、腰痛や不調の根本原因かもしれません。