【海外の整体資格】実は国内の学校にて数カ月で取得?日本人が知らない衝撃の実態

2025.07.28

【海外の整体資格】実は国内の学校にて数カ月で取得?日本人が知らない衝撃の実態

海外の資格

海外の資格

 

「海外で整体の資格を取りました」と聞くと、なんとなく“すごそう”“本格的”と思ってしまいませんか?

でも、そのイメージのまま施術を受けるのは、ちょっと待ってください。実は、海外の整体資格の多くは日本人が思っている以上に簡易的で、驚くほど短期間で取得できるものが多いのです。

 

■ 驚きの実態:たった1週間、オンラインだけで資格取得?

アメリカやカナダ、オーストラリアなどには「整体」や「セラピー」に関する民間資格が多数存在します。中には、次のようなものもあります:

  • オンライン受講のみ、全5回(各90分)で認定

  • 選択式テストのみで修了。実技試験は一切なし

  • 誰でも申込可能。年齢・経験・学歴不問

つまり、解剖学も生理学も学ばずに「セラピスト」「整体師」と名乗れてしまうというのが実情です。

ある米国の資格取得コースでは、合計20時間のビデオ講座を視聴し、簡単なテストに答えるだけで「認定セラピスト」の資格証がメールで送られてきます。これは資格というより、ただの“参加証明書”と言っても過言ではありません。

 

■ 医学的リスク:素人同然の施術で身体に何が起こる?

整体は、筋肉・関節・神経といった体の重要な構造物にアプローチする施術です。そのため、適切な知識がなければリスクが伴います。とくに、以下のような施術は慎重さが求められます。

  • 頸椎(首)への矯正

  • 腰椎や骨盤の調整

  • 筋膜リリースや深層筋への圧迫操作

これらを解剖学や禁忌部位の知識がないまま行えば、神経損傷・めまい・筋挫傷などのリスクが発生します。

実際、消費者庁の調査(2023年度)では、整体による事故報告52件のうち、72%が無資格または資格不明の施術者によるものとされています。

 

■ 日本の国家資格と比較すると?

日本では、柔道整復師・鍼灸師などの国家資格を取得するためには最低3年間・2000時間以上の専門教育が必要です。さらに、実技試験・国家試験に合格しなければ、施術に従事できません。

私たちが提供する整体も、この医学的基盤を元に構成されています。

つまり、施術者の「肩書き」ではなく、その裏にある学習量と医療的配慮こそが、安全で効果的な施術の証なのです。

 

■ 本当に安心できる整体院の見極め方

「海外の資格を持っているから良さそう」と思う気持ちは分かります。

しかし、見るべきポイントはその資格の中身施術実績・知識の深さです。

以下の点をチェックしてみてください:

  • 施術者が国家資格や専門教育を受けているか?

  • 解剖学や禁忌部位に関する説明があるか?

  • 無理な矯正や強引な手技をしていないか?

  • 初回に丁寧なカウンセリング・検査があるか?

  • 実際に海外の大学へ数年間留学して取得した資格なのか?

こうした観点から、ご自身の身体を任せられる整体院を選ぶことで、安心かつ確かな効果が期待できます。

 

【まとめ】

海外の整体資格の中には、驚くほど簡易的なものがあり、表面上の「資格」だけでは施術の安全性は保証されません。

本当に大切なのは、施術者の知識量・技術力・安全意識。あなたの身体のために、“本物”を見極める目を持ちましょう。