【整体でポリファーマシー予防!】薬を減らすためにできる体の整え方
【整体でポリファーマシー予防!】薬を減らすためにできる体の整え方

ポリファーマシー
「毎日10種類以上の薬を飲んでいるけれど、体調は良くならない」
そんな悩みを抱えた方が、当院には多くいらっしゃいます。
薬の数が増えれば安心できる——それは半分正解であり、半分間違いでもあります。
「ポリファーマシー(多剤併用)」は、現代の医療現場が抱える大きな課題です。
ポリファーマシーとは?
ポリファーマシーとは、5種類以上の薬を継続的に服用している状態を指します。特に高齢者に多く見られ、厚生労働省の調査によると、75歳以上の高齢者の約3割が7剤以上の薬を常用しています。
薬は本来、症状を和らげるためのものですが、数が増えることで副作用のリスクや相互作用による健康被害も増大します。
驚きのデータ:薬が健康を蝕む?
・6種類以上の薬を服用している方は、転倒や骨折のリスクが約1.6倍
・認知機能の低下、食欲不振、排尿障害、ふらつきなどの副作用が報告多数
・1年以内の入院リスクが約2倍になるという研究データもあります(日本老年医学会)
さらに怖いのは、これらの副作用を「加齢や体調のせい」と誤解し、さらに薬が追加されてしまうという悪循環。
これが“静かな健康破壊”とも呼ばれるポリファーマシーの正体です。
整体師が気づいた「薬による不調」
整体の現場では、薬の影響が体に現れているケースを多く目にします。
たとえば、
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「慢性的な肩こり」→実は睡眠薬による筋緊張
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「足のしびれ」→降圧剤と利尿剤の副作用
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「ふらつき」→抗不安薬と抗うつ剤の併用
整体でできる、薬に頼らない身体づくり
当院では、薬を否定するのではなく、「薬を減らしても健康でいられる身体」を目指した施術を行っています。
主なアプローチは以下の通りです。
① 筋膜リリースと骨格矯正
筋肉の緊張を緩め、血流やリンパの循環を改善。身体が本来持つ機能を高めます。
② 自律神経の調整
頭蓋骨調整や内臓アプローチで交感神経と副交感神経のバランスを整えます。これにより、睡眠・消化・排泄などの機能が安定し、薬への依存が減ることも。
③ 姿勢と呼吸の再教育
悪い姿勢や浅い呼吸は、内臓の働きを妨げます。正しい姿勢を維持することで、自然治癒力が高まり、薬に頼らなくても体調が整いやすくなります。
あなたの体を守る選択を
薬が必要な場面ももちろんあります。しかし、「本当にこの薬は今も必要なのか?」と立ち止まって考えることが大切です。
当院では、整体を通して体の不調を改善していきます。
体の声を聴き、無理なく整えることで、あなた本来の健康な状態を取り戻しましょう。