【腰痛放置=歩けない未来?】神経痛が奪う足の自由

2025.08.13

【腰痛放置=歩けない未来?】神経痛が奪う足の自由

歩行障害

歩行障害

 

腰痛は“静かな進行性疾患”

「腰が少し痛いだけ」「疲れが溜まったかな」と思って放置していませんか?

実は、腰痛の中には神経を障害するタイプがあり、これは進行性です。初期は腰の違和感だけでも、半年〜1年のうちに脚のしびれや力の入りにくさが現れ、やがて歩行障害に発展することがあります。特に坐骨神経痛や腰部脊柱管狭窄症では、腰椎から出る神経が慢性的に圧迫され、時間の経過とともに症状が悪化します。

 

数字で見る危険性

厚生労働省の調査によると、日本の慢性腰痛患者は約2800万人。そのうち約40%に坐骨神経痛の症状が見られ、さらにその半数が歩行に影響を及ぼしているという報告があります。

さらに恐ろしいのは、神経痛が悪化すると要介護認定を受ける確率が通常の3倍に跳ね上がること。歩行障害は転倒・骨折のリスクを大幅に高め、生活の質(QOL)を著しく低下させます。

 

神経痛が進むメカニズム

腰椎から出る神経は、足先まで感覚や運動の信号を送っています。

腰痛が長引くと、椎間板や靭帯の変性、骨の変形などが進行し、神経が慢性的に圧迫されます。この状態が数か月以上続くと、神経の周囲で血流障害や炎症が起こり、感覚異常や筋力低下が固定化されます。特に発症から6か月以上放置すると、回復率は50%以下に落ち込むとの研究結果もあります。

 

整体による根本ケア

整体では、骨格の歪みや筋肉の緊張を整え、神経への負担を軽減します。特に骨盤・腰椎周囲の柔軟性を取り戻すことで、血流を促進し、神経組織が回復しやすい環境を作ります。

また、股関節や体幹の動きを改善し、再発予防のための筋力バランスを整えることも重要です。

適切なケアを開始すれば、歩行障害への進行を防げる可能性が大きくなります。

 

安心のために今できること

「まだ歩けるから大丈夫」と思っている間にも、神経へのダメージは進んでいるかもしれません。腰から脚にかけての痛み・しびれ・力が入りにくい感覚があれば、すぐに専門家へ相談しましょう。

整体は「痛みを取るため」だけではなく、「未来の歩行能力を守るため」の有効な手段です。

今の行動が、5年後・10年後のあなたの足の自由を守ります。