【猫背改善で呼吸が変わる!】整体でできる予防とケア

2025.09.14

【猫背改善で呼吸が変わる!】整体でできる予防とケア

猫背

猫背

 

背が引き起こす呼吸のトラブル

私たちは普段、特に意識せずに呼吸をしています。しかし、姿勢が崩れて猫背になると、胸やお腹が圧迫され、肺や横隔膜の動きが制限されます。その結果、呼吸が浅くなり、身体に必要な酸素を十分に取り込めなくなるのです。

ある研究では、猫背姿勢の人は正常な姿勢の人に比べて肺活量が最大30%低下すると報告されています。これは「疲れやすい」「息苦しい」といった不調につながりやすく、放置すると慢性的な不調の原因になりかねません。

呼吸が浅いまま放置するとどうなる?

呼吸の浅さを軽視していると、次のようなリスクが出てきます。

  • 自律神経の乱れ:酸素不足が続くと交感神経が優位になり、イライラや不眠を招きやすくなる

  • 代謝の低下:酸素供給が減ることでエネルギー代謝が落ち、太りやすくなる

  • 筋肉の緊張:酸素不足で筋肉が硬直し、肩こりや腰痛が悪化

  • 集中力・記憶力の低下:脳が酸欠状態となり、仕事や勉強の効率が下がる

こうした不調は「年齢のせい」「疲れのせい」と片付けられがちですが、実際には猫背による呼吸の浅さが関係していることが少なくありません。

整体による予防と改善

整体では、背骨や骨盤の歪みを整えることで猫背を改善し、胸郭や肩甲骨の動きをスムーズにします。特に猫背の根本原因となる「骨盤の後傾」や「肩の巻き込み」を正すことで、自然と胸が開き、呼吸が深くなります。

施術を受けた方からは、

  • 「胸が広がって息が吸いやすくなった」

  • 「日中のだるさが減って、仕事の集中力が上がった」

    といった声も多く寄せられます。

また整体は、一時的に姿勢を良くするだけでなく、筋肉の柔軟性や関節の可動域を広げることで呼吸のしやすい体を維持できるようにサポートします。

自分でできる簡単ケア

整体とあわせて、日常生活で以下のセルフケアを取り入れると効果が持続しやすくなります。

  1. 壁立ちリセット

    壁に背をつけ、後頭部・肩・お尻・かかとをつけて30秒立つ。姿勢を整える感覚を体に覚えさせる効果があります。

  2. デスクワーク中の深呼吸

    1時間に一度は椅子から立ち上がり、鼻から吸って口からゆっくり吐く呼吸を5回繰り返す。肺の換気が促されます。

  3. 胸を開くストレッチ

    両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せながら胸を張る。デスクワークで縮こまった胸郭を広げるのに効果的です。

まとめ

猫背は「見た目の姿勢の悪さ」だけでなく、呼吸機能の低下という大きな健康リスクをもたらします。呼吸が浅くなると、疲労感や集中力低下、自律神経の乱れなど全身に影響を及ぼします。

整体で体のバランスを整えることで胸が開き、呼吸が自然と深くなります。これは、疲れにくい体づくりやストレスの軽減にも直結します。もし「最近呼吸が浅い」「息苦しい」と感じることが増えたら、猫背が原因かもしれません。整体で姿勢と呼吸を見直し、毎日をもっと快適に過ごしてみませんか?