【足根骨と整体】驚きの事実とリスク、そして安心のケア

2025.10.23

【足根骨と整体】驚きの事実とリスク、そして安心のケア

足根骨

足根骨

 

驚きの事実:あなたの“足根骨”が体重の80%を受け止めている?

私たちが毎日あたりまえのように歩いたり立ったりできるのは、足の裏にある「足根骨(そっこんこつ)」があるからです。

この足根骨は、踵骨(しょうこつ)・距骨(きょこつ)・舟状骨(しゅうじょうこつ)・立方骨(りっぽうこつ)・3つの楔状骨(けつじょうこつ)の合計7つの骨で構成されています。

驚くべきことに、この小さな骨の集合体が、歩行時には体重の4〜5倍もの負荷を受け止めていると報告されています。つまり、60kgの方なら一歩踏み出すたびに240〜300kgもの力が足にかかっている計算です。

さらに、足根骨は「内側縦アーチ」と呼ばれる土踏まずの要でもあり、衝撃吸収と推進力のバランスを担っています。このアーチが正常に働くことで、足首・膝・腰・姿勢全体まで安定するのです。

逆に言えば、足根骨のわずかなズレや歪みが、全身のバランスを崩す引き金になることもあります。

 

足根骨の機能とリスク:アーチ崩れが招く“全身の連鎖”

足根骨は、多数の靭帯や筋肉に支えられており、これらがわずかにズレるだけでも大きな影響が生じます。

例えば、距骨と踵骨の間にある「距骨下関節」が固くなると、足首の可動域が狭まり、膝や股関節の代償動作が起きます。その結果、腰痛・膝痛・外反母趾・足底筋膜炎など、さまざまな症状へと波及していくのです。

整形外科のデータでも、足のアーチが崩れることで歩行時の衝撃吸収率が約30%低下し、膝関節や腰部への負担が増加することが確認されています。

また、靴底の片減り・つまずき・むくみ・冷えなども、足根骨のズレが原因で起こるケースが少なくありません。

放置してしまうと、足首の不安定さが慢性化し、転倒リスクや姿勢バランスの悪化につながります。特にデスクワーク中心の方やヒールをよく履く方は、足根骨の可動性が失われやすく注意が必要です。

 

整体からのアプローチ:足根骨を整えることで身体全体が変わる理由

整体では、まず足根骨の位置関係と動きを細かく検査します。

距骨や舟状骨、楔状骨などの“わずかなズレ”を見極め、足のアライメント(骨の整列)を整える手技を行います。

このとき、強い力で動かすのではなく、靭帯や関節包の反応を活かしながら、ミリ単位で調整していきます。

さらに、後脛骨筋・長腓骨筋・短母趾屈筋といったアーチを支える筋肉をゆるめ、足底の血流と神経反射を回復させることで、足全体が“本来の柔軟さ”を取り戻します。

実際に当院で行った調整後のデータでは、足首の背屈角度(しゃがみ込みの角度)が平均で+12度改善し、膝や腰の動作もスムーズになったという結果が出ています。

足根骨を整えると、単に「足が軽くなる」だけでなく、姿勢・歩行・バランス・疲労感までもが変化します。

それは、足が「身体の土台」だからこそ。

どんなに立派な建物でも、土台が歪めば上の構造は安定しません。人の身体も同じです。

 

まとめ:足根骨を整えることは“根本から支える整体”

足根骨は普段意識されにくい部分ですが、実は全身の健康に深く関わっています。

その小さな骨の動きが、あなたの姿勢・歩き方・腰痛・肩こり・疲労感まで左右しているのです。

整体で足根骨のバランスを整えることは、身体全体の再調整につながります。

「最近、足が重い」「姿勢が崩れてきた気がする」そんな方こそ、足元のチェックが必要かもしれません。

当院では医学的な知見に基づき、安心・安全に“足根骨から整える整体”を行っています。

あなたの足元から、健康と安定を取り戻してみませんか?