【脚のしびれは坐骨神経痛?】整体師が教える原因別の見分け方と危険なサイン

2025.12.13

【脚のしびれは坐骨神経痛?】整体師が教える原因別の見分け方と危険なサイン

坐骨神経痛

坐骨神経痛

 

■驚きの医学データ:脚のしびれの「85%」は画像で原因が見つからない

脚のしびれを感じると、多くの方が「坐骨神経痛では?」「ヘルニアかも」と不安になります。

しかし整形外科の報告では、脚のしびれを伴う症状のうち、MRIやレントゲンで明確な異常が確認されるのは約15%にすぎません。

つまり、残りの約85%は“画像では原因が特定できない非特異的な問題”であり、

筋肉の緊張、姿勢不良、骨盤のゆがみなどが神経に負担をかけて起こるケースが非常に多いのです。

 

■坐骨神経痛とは?実は「病名」ではない

坐骨神経痛とは、

腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先まで走る坐骨神経が刺激されて起こる症状の総称で、

病名そのものではありません。

主な原因には、

  • 椎間板ヘルニア

  • 脊柱管狭窄症

  • 梨状筋症候群

などがありますが、必ずしも「骨の異常=しびれ」ではない点が重要です。

 

■原因別:脚のしびれは大きく3タイプに分かれる

整体の臨床では、脚のしびれは主に次の3つに分類できます。

① 神経圧迫型

  • ヘルニア、狭窄症など

  • 安静でもしびれが強い

  • 感覚異常・筋力低下を伴うことがある

    整形外科の受診が最優先

② 筋肉圧迫型(梨状筋症候群など)

  • お尻の奥が硬い

  • 長時間座ると悪化

  • 姿勢や動作で変化する

    整体が有効

③ 姿勢・骨盤バランス型

  • 猫背・反り腰・骨盤後傾

  • 立ち上がると楽になる

  • 動くと軽減する

    整体の得意分野

 

■整体師が教えるセルフチェックの目安

次のような傾向があれば、整体で改善が期待できる可能性が高いです。

  • 姿勢を正すとしびれが軽くなる

  • 歩くと楽になる

  • マッサージやストレッチ後に改善する

  • 片脚だけに出ている

逆に、

  • しびれが日に日に強くなる

  • 力が入りにくい

  • 何もしなくても悪化する

場合は注意が必要です。

 

■見逃してはいけない「危険なサイン」

以下の症状がある場合は、自己判断せず整形外科を受診してください

  • 足に力が入らない(つま先が上がらない)

  • 感覚が鈍くなっている

  • 排尿・排便の違和感

  • 両脚に同時にしびれが出る

これらは神経障害が進行している可能性があります。

 

■整体で脚のしびれが改善する理由

整体では、

神経そのものを触るのではなく「神経に負担をかけている構造」を整えます。

具体的には、

  • 骨盤のゆがみ調整

  • 姿勢・重心バランスの改善

  • 梨状筋・腰部筋群の緊張緩和

  • 股関節の可動域改善

これにより、神経への圧迫や牽引ストレスが減り、

慢性的なしびれが軽減・消失するケースが多くあります。

 

■まとめ:正しく見極めれば、必要以上に怖がらなくていい

  • 脚のしびれの約85%は画像で原因が特定できない

  • 坐骨神経痛=すべて重症ではない

  • 危険サインは医療機関へ

  • 筋肉・姿勢由来なら整体が有効

脚のしびれは、「正しく見分けること」で回復のスピードが大きく変わります。

不安な方は、まず専門家に相談し、最適な選択をすることが大切です。

 

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