【衝撃】冷え性の原因は「血流」だけではない?神経系が引き起こす「熱産生のバグ」とは

2026.01.06

【衝撃】冷え性の原因は「血流」だけではない?神経系が引き起こす「熱産生のバグ」とは

冷え性

冷え性

 

「冷えは万病の元」と言われ、靴下を重ね履きしたり、無理に筋トレをしたりしていませんか?実は、最新の生理学・解剖学の視点から見ると、良かれと思って続けている対策が、逆に体の回復を妨げているリスクがあります

 

1. 筋肉の「凝り」は冷えの真犯人ではない?

多くの方が「筋肉が凝って血流が悪いから冷える」と考え、マッサージでほぐそうとします。しかし、英国の整形外科医ジェームズ・シリアックスによれば、「筋スパズム(筋肉の凝り)」は痛みの原因ではなく、あくまで「結果」であり二次的なものです

 

このスパズムは、一次的な障害から体を守るための「ボディーガード」のような防御反応です 。原因を無視して無理に揉みほぐすことは、このガードを強制的に排除することになり、結果として自然回復を遅延させる二次障害を招く恐れがあります

 

2. 知られざる第3の神経伝達「NDN」の異常

冷えの改善において、血液の流れと同じくらい重要なのが、1996年にポール・バキリタ博士によって提唱された「NDN(非シナプス拡散神経伝達)」です

  • NDNは脳内の情報の80%を占める主要な伝達機構です

  • 脊髄液や血液を介して、全身にわたる深部痛や機能障害の情報を脳に伝達します

  • この伝達はエネルギー消費が非常に少なく、効率的です

     

冷え性が慢性化している場合、このNDNを通じた脳への信号送受信に「バグ」が生じ、脳が正しく熱産生の指令を出せていない可能性があります

 

3. 【数字で見るリスク】痛みを我慢した筋トレは「筋肉を痩せさせる」

「筋肉をつけて代謝を上げよう」と、冷えに伴う重だるさや痛みを我慢して運動するのは禁忌です。

  • 1982年の著書『Muscle Biology』によると、痛みを我慢して筋トレを続けると、逆に筋肉は痩せて(萎縮して)しまいます

     
  • 痛みがある部位の筋肉は、正常な機能を失った状態にあります

     
  • 傷口に塩を塗るような行為であり、熱産生どころか筋肉のポンプ機能をさらに低下させます

     

4. 解決の鍵は「前角細胞」の活動率

本当の意味で冷えを改善するには、筋肉を太くすることよりも、筋肉を動かす指令塔である「前角細胞」の活動率を高める必要があります

 

当院の戦略は、筋紡錘(筋肉のセンサー)が反応する適切な負荷量や速度を見極め、前角細胞を効率よく呼び起こすことです 。これにより、筋肉が「自ら熱を生み出す力」を取り戻します。

 

まとめ:あなたの「温活」をアップデートしましょう

冷え性は単なる体質ではなく、神経伝達の滞りや筋肉の防御反応の結果です。一時的な「手当て」によるプラセボ効果(最大30%の軽減)に頼るのではなく、医学的根拠に基づいたアプローチが必要です