【足元の司令塔!】全身の健康を左右する「距骨」の驚くべき役割とは?

2026.01.12

【足元の司令塔!】全身の健康を左右する「距骨」の驚くべき役割とは?

歩行

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1. 距骨って何?

「最近、足首が硬い気がする…」 「立ち仕事で足がむくみやすい…」 そんな悩みの原因、実は「距骨(きょこつ)」という骨にあるかもしれません。

「距骨」という名前、普段の生活ではあまり聞き慣れないですよね。しかし、この小さな骨は、私たちの体がスムーズに動き、バランスを保つために「最も重要」と言っても過言ではない役割を担っています。

今回は、体の土台を支える「距骨」の3つの大きな役割と、その重要性についてわかりやすく解説します!

 

2. 距骨ってどこにあるの?

まずは、距骨の場所を確認しましょう。 距骨は、「すねの骨(脛骨・腓骨)」と「かかとの骨(踵骨)」の間に位置する、足首の関節の中心にある骨です。

実はこの骨、他の骨にはない「ある大きな特徴」があります。それは、「筋肉が一つもついていない」ということ。 筋肉に頼らず、周囲の骨や靭帯とのバランスだけで支えられている、とてもデリケートで自由度の高い骨なのです。

 

3. 距骨の「3つの主要な役割」

距骨には、主に以下の3つの役割があります。

① 全身の体重を分散・伝達する「ハブ」

距骨は、上半身と脚から降りてくる重みを、足裏(かかとや前足部)へと振り分ける「分電盤」のような役割をしています。

  • 役割: 直立したとき、全体重がこの小さな距骨一点にかかり、そこから効率よく足裏全体へ分散させます。

② 足首の滑らかな動きを作る「ピボット」

私たちが歩いたり、走ったり、段差を登ったりできるのは、距骨が足首の関節の「軸」として機能しているからです。

  • 上下の動き: つま先を上げ下げする動き。

  • 左右の動き: 不整地(デコボコ道)で足を捻らないように微調整する動き。

③ 全身のバランスを整える「センサー」

距骨は地面からの情報を脳に伝えるセンサーのような役割も果たしています。

  • 役割: 地面の傾きや硬さを瞬時に察知し、その上の膝、腰、背骨がどうバランスを取るべきかを決定する土台となります。

 

4. もし距骨が「歪む」とどうなる?

筋肉がついていない「距骨」は、靴の癖や歩き方の偏りによって、簡単に位置がズレたり傾いたりしてしまいます。 距骨が本来の位置からズレると、以下のようなトラブルが連鎖的に起こります。

  • 足のトラブル: 外反母趾、扁平足、慢性的なむくみ・冷え。

  • 全身の歪み: 膝痛、腰痛、猫背、さらには首こりや頭痛。

土台が傾いた家が歪んでいくように、距骨が歪むと全身が崩れてしまうのです。

 

5. まとめ

距骨は、まさに「全身の健康を支える足元の司令塔」。 足首を回したり、正しい靴選びをしたりして、距骨が自由に動ける環境を整えてあげることが、疲れにくい体を作る第一歩です。

皆さんも今日から、自分の足元を支えてくれている「距骨」を少しだけ意識してみてくださいね!