【腰痛の真実】80%の人が原因を勘違い?なぜ「痛い場所」以外にアプローチすべきなのか
【腰痛の真実】80%の人が原因を勘違い?なぜ「痛い場所」以外にアプローチすべきなのか

腰痛
「腰が痛いから腰を揉む」「レントゲンで異常があるから諦める」……もしあなたがそうお考えなら、その腰痛は一生付き合うものになってしまうかもしれません。腰痛の本当の原因は、実は「腰以外」に隠されていることが医学的データでも示唆されています。プロの整体師として、20年以上の経験を持つ視点から、驚きの新常識をお伝えします 。
1. 【驚愕データ】腰の変形と痛みは「イコール」ではない
多くの人が「レントゲンで腰が変形しているから痛い」と信じ込んでいます。しかし、東京大学の疫学調査によると、驚くべき事実が判明しています。
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変形性腰椎症と診断された3,000万人のうち、実際に痛みを訴えていたのはわずか1,020万人(約34%)でした 。
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つまり、残りの約2,000万人(約66%)は「腰が変形していても痛くない」のです 。
この結果から、画像上の変形だけを痛みの原因と断定することはできません 。真の原因は、レントゲンには映らない数mm単位の関節の動きの異常「関節の機能障害」にある可能性が高いのです 。
2. 揉んでも治らない理由:腰の筋肉は「ボディガード」
腰が痛いときに感じる筋肉の硬さ(筋スパズム)は、実は痛みの「原因」ではなく「結果」です 。
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英国の整形外科医J.Cyriaxは、「筋スパズムは二次的な現象であり、それ自体は症候を引き起こさない」と述べています 。
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この硬さは、痛んでいる場所を守るための「ボディガード」のようなものです 。
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リスク: 曖昧な認識でこのガードを揉みほぐしてしまうと、本来の損傷を守る術がなくなり、回復を妨げたり二次障害を引き起こしたりする恐れがあります 。
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そもそも、筋肉の痛みを感じるセンサー(受容器)は筋肉の中央ではなく、骨との付着部である「筋腱移行部」に集中しています 。
3. 全身の不調を招く「腰仙関節のゲート」
腰痛の真の原因として最も注目すべきは、背骨の土台である「腰仙関節(第5腰椎と仙骨の間)」です 。
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大阪大学の研究では、第5腰椎付近の神経が重力刺激で活性化され、全身の慢性炎症を引き起こす「ゲート」を形成することが突き止められています 。
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この関節に機能障害が起きると、腰だけでなく全身に症状が波及します 。
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事実、人工関節手術の後に腰仙関節の治療を行った患者は、行わなかった患者に比べて歩行器の獲得が約3倍、杖の獲得が約2.4倍も早くなるというデータも出ています 。
4. 痛みの伝達は「神経」だけではない?
「神経が圧迫されているから痛い」という説明も、実は不十分かもしれません。
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1954年のB.Feinsteinによる研究では、麻酔下で神経を遮断していても、関節に刺激を与えると体幹や手足に痛み(関連痛)が出ることが証明されています 。
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痛みは神経の回路(シナプス)を通るだけでなく、脳脊髄液などの流れに乗って脳全体へ広がる「非シナプス拡散神経伝達(NDN)」という効率的な仕組みで伝わります 。
安心してください。解決の鍵は「完全オーダーメイド」の戦略です
腰の痛みは、身体が発しているサインです。私たちはガイドライン通りの治療を押し付けるのではなく、あなただけの身体の構造や動きを分析し、「真の原因」を特定します 。
「患者を治すこと」こそが唯一の根拠であると考え、不要な手術を回避し、一生あなたを支える健康をデザインします 。

