痛みや不調を改善する生活習慣
からだ骨盤ラボの渡邊です。
こちらでは、
皆さまのお役に立てる情報を発信させていただきます。
今回は『痛みや不調を改善する生活習慣』について、
分かりやすくお伝えさせえていただきます。
最後までお読みいただけたら嬉しいです。
痛みや不調を改善する生活習慣
当院に来られるお客様は、
主に腰や肩の痛み、
脊柱管狭窄相やヘルニアによる坐骨神経痛などのしびれ、
自律神経系の不調など様々な方がいらっしゃいます。
その中でも多くの方々が、
日々の生活習慣を痛みや不調の原因としているのも事実です。
様々な方の症状に共通する『痛みや不調を改善する生活習慣』は、
大きく分けると以下のものになります。
適度な運動習慣とは
厚生労働省から公開されている『健康日本21』には、
活動量が多い方や運動を良く行っている方は、
総死亡・虚血性心疾患・高血圧・糖尿病・肥満・骨粗鬆症・直腸がんなどの
死亡率や罹患率が低くなるとされています。
また、メンタルヘルスや生活の質の向上することが認められるとされています。
適度な運動については以下のように述べられています。
成人の日常生活における歩数の目標値
男性 9,200歩 女性 8,300歩
運動習慣
1回30分以上の運動を週2回行い、1年以上継続している
高齢者の日常生活における歩数の目標値
男性 6,700歩 女性 5,900歩
高齢者に運動効果が期待できて、安全かつ楽しく行えるもの
レクリエーション活動
・日本舞踊・太極拳・フラダンス・ヨガ・ピラティス・社交ダンス、フォークダンス、盆踊り、民謡、カラオケ
・ハイキング、ピクニック、キャンピング、オリエンテーリング
・旅行
・ガーデニング、家庭菜園、DIY
スポーツ活動
・ゴルフ、ゲートボール、マレットゴルフ、パターゴルフ
・ボーリング、ビリヤード、ダーツ、フリスビー
・水泳、水中ウォーキング、アクアビクス
・テニス、卓球
良い食生活について
栄養3・3運動
栄養3・3運動とは、健康的な生活を送るために基本的な食生活の習慣を、
簡単に分かりやすく分類したものです。
『3・3』とは『3食・3色』をという意味で、
朝昼晩の3食、3色の食品群をバランス良く食べることが勧められています。
3色食品群
食べ物に含まれる栄養素の働きにより、
『赤色の食品』『黄色の食品』『緑色の食品』
の3つに分けられます。
『赤色の食品』肉、魚、卵、大豆、牛乳など血や肉を作る食品
『黄色の食品』ご飯、パン、芋、砂糖、油など働く力になる食品
『緑の食品』野菜、海藻、果物など体の調子を整える食品。
入浴習慣について
入浴による健康へのメリットは大きく分けると3つあります。
温熱
入浴によって健康に期待できる最大のメリットは温熱の作用です。暖かいお湯に肩までゆっくりと浸かると、体が温まり血管が拡張し、血液の流れが良くなります。血液に乗って酸素や栄養素が全身の隅々にまで運ばれ、反対に溜まった疲労物質や老廃物が回収されます。また、緊張した筋肉や靭帯は弛緩し、慢性的な痛みやしびれ、不調は軽減する事が期待できます。
浮力
お湯による浮力作用により、体重は約10分の1に軽くなります。体重によって負担がかかっていた筋肉や関節が入浴によって休まることにより、慢性的な痛みやしびれ、不調は軽減する事が期待できます。
水圧
座ったままのデスクワークや、立ったままの仕事をしているとふくらはぎや足の先が浮腫みやすくなってしまいます。お湯による水圧で、これらの静脈やリンパ管が圧迫されると、静脈血やリンパ液の流れが良くなり、浮腫の改善が期待できます。
入浴と睡眠
入浴による睡眠への作用は加温にあります。就寝前に体温を上げると深い睡眠を得られる事ができます。就寝する2〜3時間前に入浴するのが良いタイミングとされています。深い睡眠を得るためには体温を2度上げると良いという報告がありますが、体への負担が多いのでお勧めできません。0.5度から1度上げるだけでも深い睡眠を得る作用はありますので、ぬるめの温度(38度くらい)で25分から30分。熱めの温度(42度くらい)で5分の入浴がお勧めです。下半身から下だけのお湯にゆっくり浸かる半身浴もお勧めです。
毎日入浴する習慣がある人は、週に1〜2回しか入浴しない人に比べて幸福度が高い。要介護認定になるリスクが3割低下する。心筋梗塞や脳卒中になるリスクも3割低下するなどの報告もあります。
最後に
急に生活習慣を変えることは誰でも難しいと思います。
ただ、毎日の生活習慣を改善しないと慢性的な痛みやしびれ、
不調を改善するのは非常に難しくなります。
反対に、生活習慣を見つめ直せば改善できる可能性は高まります。
当院ではお客様にしっかりカウンセリングを行うことにより、
正しいセルフケアの行い方を提案させていただきます。
整体による施術と合わせて、
ご自身でもしっかりセルフケアを行えば、
多くの痛みや悩みを改善する事ができます。
どこに行っても改善できない痛みや悩みがある方は、
ぜひ一度お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。